AUTOart 1/18 インテグラTypeR

AUTOartとの出会いできっかけともなったこのミニカー。
元はと言えば車検で代車として借りたDC5に感動し、
「いつか必ず買ってやる!!」
という決意を形で残しておこうと購入したものでした。

ところが現在、MC後のDC5はというと・・・
ダメです!!やっぱりあの目は受け付けません。
パッケージから出すとこんなかんじ。
さすがにディスプレイケースはついてません。
台座は1/43と同じように傾斜がついてます。
本体とは4本のビスで固定。
最もDC5がカッコ良く見えると思うこの角度。
やはりDC5はこの涙目ですよ。

デジカメで撮影するとやたらと明るい
ビビッドブルーパールのような青ですが
実物は現車で設定されている
アークティックブルーパールの微妙な
青をよく再現しています。
ただし、間近で見るとやはりラメはキツめ。
この角度から見てもカッコイイ。
やっぱりストップランプもこの涙目ですよ。

DC5のデザインで最大の欠点でもある
クオーターピラーの間延びした傾斜も
この角度なら大型リアスポイラーとあいまって
そんなに気にならなくなります。
サイドビューでもやはり車高の高さが目立ちます。
メーカー曰く、フルフェイスのヘルメットを装着して
じゅうぶんなクリアランスを確保したとのことですが
もっと低く構えたデザインにしたほうが
売れたのではないでしょうか?

サーキットでヘルメット被って走行してる時間よりも
マジマジと眺めて悦に入る時間のほうが
遙かに長いのですから。
やはり目に力があります。
なんで現行型はあんな目になっちゃったんだろ?
外見も立派なスポーツカーの性能ですよ。
リアビュー。

先日ディーラーに現行型DC5を買って
前後バンパーとライトをこのMC前のものに
換装したらいくらかかかるか計算してもらいました。

・・・素直に程度の良い中古車探したほうが良いです。
ボンネットを開けるとホンダの
傑作エンジンKA20が見えます。

街中ではファミリーカーのように扱いやすく、
回せば別次元への扉となるエンジンです。
インテリアは凄まじいほど細かいです。
元々シンプルなインパネまわりですが
チタンっぽい質感からホワイトのメーターパネルまで
実車を知る人間にとっては非常に高い再現性です。

フロアマットもシルバニアファミリーのような
細かいフェルト生地みたいなので再現。

オーディオレスなのも泣ける!
同じ1/18でも廉価メーカーとは違い、
ドアを開けると前端が実車と同じように
フェンダーの内側に入ります。
これはミニカー選びで譲れない選定ポイントですね。

カイザーシルバーのホイール奥に赤く光る
bremboのキャリパーがまぶしい。
実車のブレーキタッチも
あたかも見えざる巨人の手で鷲づかみにされたかのような
強大無比な制動性能でありながら快適性すら覚えました。
やはりDC5は青ボディに青内装ですよ。
普通、似たような色で組み合わせると
少々クドくなるのですが全然マッチしています。

ちゃんとRECAROのロゴ入り。
ウチと同じSR−IVシリーズのシートですが、
生地はDC5のほうが良いです。

あ、中古を探すと座面右側のサイドサポートの
潰れたものがありますので注意。
・・と言ってもRECAROの宿命ですが。
ラゲッジの内装も内張つき。
さすがにリアシートの可倒は再現されてません。
実車ではカートも載せることができるらしいですよ。
3人ならスノーボードも楽勝で行けます。
あまり見られないアンダーシャシーは
適当にそれらしいモールドを入れて
一体成形する場合が多いのですが
ちゃんと色も塗られており、
それぞれがパーツで構成されてます。
なんだか今回はミニカーの紹介というより
実車への感想をダラダラと書き綴った形になってしまいましたね・・。
でも、それだけこの車の完成度が高いということを主張したかったんです。
スポーツカーが肩身の狭い思いをしている昨今ですが、
こんな走る悦びを教えてくれる車を埋もれさせちゃダメだと思うんです。

・・・故にあのヘッドライトの形は許せないんだよぉ〜!!!